保険について
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保険のいろいろ
保険についてのページでは、
保険とはそもそもどういったものかをご説明させていただきました。
このページでは、二つの観点からいろいろある保険を整理してみました。
保険の種類(誰が誰のためにという観点)
誰が誰のために運営しているかという観点から、保険の種類をご説明します。
この観点は、三つの「保障」で種類分けができます。
下の図をご覧ください。



下メニューを開くと、それぞれについて少し詳しく説明しています。
『国・地方自治体』が『国民』のために運営する公的な保障制度のことを言います。
公的保障は次の種類がよく知られています。
「公的年金」「公的医療保険」「労災保険」「雇用保険」「介護保険」
お医者さんで治療を受けたときの自己負担学が3割であることは公的保障の恩恵です。
『法人・民間保険会社など』が『組織・企業、従業員』のために運営する保険です。
一般的に、公的保障だけの時よりも手厚い保障が受けられるのが組織保障(企業保障)の特徴です。
組織保障(企業保障)は、企業の経済活動上のリスクに備えるためにあるので、種類は様々です。
従業員の福利厚生に関わるものや、企業が作った製品の製造物責任に関わるもの、近年ではサイバー攻撃への備えのための保険もあります。
『民間保険会社など』が『個人』のために運営する保険です。
私的保障(個人保障)は、公的保障と組織保障(企業保障)では足りない分をカバーする、自助努力で備える保険とお考えください。
こちらも様々な種類の保険があります。
自助努力で未来に備えるという観点で見た場合には、大きく分けると三つの種類があります。
- 貯蓄:将来などに備えて銀行などに資金を預ける
- 保険:保険料を支払い、リスク発生時には保険金が給付される
- 共済:掛け金を支払い、リスク発生時には共済金が給付される
*共済は組織保障に含まれる企業共済もあります、共済については別項で説明します
保険の種類(目的別の観点)
保険はどのような有事に対する備えかという観点から、大きく二つに分類することができます。

けがや介護などに備える保険

カバーするための保険
生命保険は、私たちの生活の中の、死亡、生存、病気、けが、介護などのリスクに対する備えです。
具体的な保険には、「医療保険」や「がん保険」「学資保険」「年金保険」「積立保険」「認知症保険」などがあります。
そのほかにも多種多様な種類の生命保険があります。
家族構成や、年齢など加入者の条件によって保険料が変化します。
お子様の成長や経済環境など、条件が変化したときには保険の見直しをすることで適切な保障内容を維持することができます。
生命保険は、保険金の支払いがどのように支払われるかで大別できます。
「死亡保険」「生存保険」「生死混合保険」「それ以外」の4つです。
損害保険は、事故や自然災害などの偶然のリスクによって生じた損害をカバーするための保険です。
生命に関わるという意味では生命保険と重なる部分があると思われるかもしれません。
両者の違いは、一般的に生命保険では一定額の保険金が支払われますが、損害保険は損害額によって保険金の支払いが変わる「実損払方式」が中心となっています。
具体的な損害保険は、「自動車保険」「火災保険」「地震保険」「傷害保険」「旅行保険」などです。
組織保障(企業保障)の損害保険には、「損害責任保険」「貨物・運送の保険」「興行中止保険」などもあります。
そのほかにも、「ペット保険」「スマホ保険」など多種多様な保険があります。
共済について
前項までは保険についての概要を説明させていただきました。
ここでは、『共済』につい簡単に説明させていただきます。
共済とは、日常生活で起こり得るさまざまなリスクに対して、
共済事業の組合員が掛け金を出し合って備える仕組みのことを言います。
保険とかなり似ているのですが、少し違うところもあります。
保険 | 共済 | |
運営者 | 民間企業 | 共済組合 |
加入対象 | 不特定多数の人 | 組合員と家族 |
保険料(掛け金) | 加入者の年齢や健康状態に応じて | 加入者の属性に関わらず一定 |
共済は、掛け金の相場が比較的安く、保障内容も保険と比べてわかりやすいことがメリットです。
保険は、多種多様できめ細かい保障があることがメリットです。
共済の保障には、死亡リスクに備える「生命共済」や、
けがの保障を行う「医療共済」など様々な種類があります。
ヒカリ保険事務所
ここまで読んでいただきありがとうございます。
保険について、少しでも理解を深めていただけたら嬉しく思います。
ヒカリ保険事務所では、お客様のご要望をお聞きし、
それぞれのお客さまに応じた保険や共済をご紹介しています。
ご相談は無料です。お気軽にご連絡ください。
ご相談の前には、よくあるご質問も参考にご覧ください。